作成日 2022年5月17日
更新日 2022年5月17日
アニメ「僕のヒーローアカデミア」のセリフや状況と、そこから現実社会の人間関係にも共通すると思ったこと。
第11話 ゲームオーバー
【状況・セリフ】
時間がない時、緊急の状況でのセリフ。
「反省するより、次どうするかじゃないかしら。」
【思うこと】
自分で「暇じゃない」と思うなら、「なんで?どうして?」よりも、「どうすれば」で、前向きに建設的に考えていくと、物事を前に進めやすい。
第12話 オールマイト
【セリフ】
それでも、今、僕らは何をできるでもないんだ。むしろ、そうだ。人質に取られでもしたら、足手まとい以下。
【思うこと】
自分に何もできない時は、その場から離れる。状況をプラスに転じることに自分の力量不足を感じたら、状況をマイナスにしないように、その場から離れる。
織田裕二出演の映画「T.R.Y.」でも、似たようなセリフが出てきた。
逃げる=避難した後は、自分が何から逃げたのかを認識して、解決方法を考えるもよし。ググるもよし。人に相談するも、助けを求めるも良し。
【セリフ】
私が笑うのはヒーローの重圧、そして、内に湧く恐怖から己を欺くためさ。
【思うこと】
叱られている、喧嘩している、いじめられているのに、笑ってしまう人がいる。いろいろなマンガで描かれている。
それは、内に湧く恐怖から自分を欺くためなのかもしれない。
もし、恐怖に打ちのめされたら、身動きできなくなる。そうなると、やられっぱなしになってしまう。だから、防衛本能から笑ってしまう…のかもしれない。
【セリフ】
他がために振るう暴力は美談になるんだ。
そうだろ?ヒーロー?
(中略)
同じ暴力がヒーローとヴィランでカテゴライズされ、良し悪しが決まるこの世の中に。
何が平和の象徴。所詮、抑圧のための暴力装置だ、お前は。
暴力は暴力しか生まないのだと、お前を殺すことで、世に知らしめるのさ。
「めちゃくちゃだな。そういう思想犯の目は、静かに燃ゆるもの。自分が楽しみたいだけだろ。ウソつきめ。」
はれるの早っ。
【思うこと】
正義の味方がいう正義。
悪者がいう正義。
それぞれに正義がある。
それぞれから見た正義がある。
映画「バトルロワイヤルII」にも、似たようなセリフがある。
「いったいどれだけの血が流されたろう。どれだけの涙が流されたろう。
一緒に戦った大勢の仲間たちはみんな、この三年間で殺されてしまった。
だけど世界から正義が滅びないように、オレ達、悪とされるテロリストもまた決して滅びることはない。
オレ達は知っている。一握りのオトナ達が、一握りの国が、世界中の平和や自由を勝手に決めていること。
だけどオレ達が生きるこの世界は決して一つなんかじゃない。
そこには当たり前に生きる63億の人間がいて、63億の暮らしがあり、63億の平和、63億の正義、63億の戦争と、悪がある。
誰も戦わずに勝ち得た平和なんかない。平和の裏にはたくさんの血と、汗と涙が染み付いている。
もし人がその歴史から目をそらし、忘れてしまうなら、そんな平和なんか、犬のクソだ。
日本、中国、北朝鮮、グアテマラ、インドネシア、キューバ、コンゴ、ペルー、ラオス、ベトナム、カンボジア、グレナダ、リビア、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、イラク、ソマリア、オセニア、スーダン、ユーゴスラビア、アフガニスタン…
そして、全世界で孤独に戦う子供たち。君達は独りかもしれない。でも独りを恐れるのをもうやめよう。
世界中で見捨てられた子供たち。共に起て。そして共に戦おう。オレ達はいま古い靴を脱ぎ捨てて、ここではないもっと遠くへと走り出す。
オレ達から自由を奪い、押さえつけて来た全てのオトナに向けて、あえて今夜、このメッセージを送ります。
メリークリスマス。
ワイルドセブン、七原秋也。」
戦争を仕掛ける側にも、言い分が、正義がある。
だけど、暴力はやめようよ。
話し合おうよ。
話し合いが平行線なら、折衷案でやろうよ。お互い地産地消して、関わらなければ、共存できる。
第13話 各々の胸に
【セリフ】
多分だが、私、また活動限界、早まったかな。
「え?」
1時間くらいは、まだ欲しいが。
「オールマイト…」
まあ、しかたないさ。こういうこともある。
【思うこと】
割り切り!
どうにもならないことを、悔やんでも仕方がない。割り切って、次につながる考えを!行動を!
第14話 救え!救助訓練!
【セリフ】
こんな訓練?真剣に取り組まずに、何が訓練ですか。
【思うこと】
訓練を真剣にやるからこそ、実際の災害で迅速な対応が可能となる。
良い例が、ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの防災訓練だろう。
1995年の阪神大震災の後、「冬の午後6時、震度6強、来園者10万人」という過酷な設定で、実に年180回の防災訓練を重ねていたようだ。
だからこそ、2011年3月11日の東日本大地震で、負傷者ゼロが実現されたのだろう。
また、電車も止まって帰れない人が多かったが、毛布、食事は全員に提供できることをキャストが客に伝え、安心感を与えていたという。
ただし、日本の多くの集団(会社、学校、地域コミュニティなど)では、基本的に全員が訓練を真面目にやらないだろう。
だからこそ、真面目にやる人は滑稽に見えて、笑われる。
でも、真剣にやるからこそ、見えてくるものがある。
【セリフ】
すごい個性だね。ダークシャドウ。
「やつの真価は、このような雑務ではなく、攻守の範囲と機敏にある。」
いやあ、これが真価だと思うな〜。
「ん?」
どこでも助けられるし、超かっこいいし。
「あ…フッ」
【思うこと】
最新技術は、戦いの中で磨かれ、その技術は戦い以外に展開運用される。
その例のひとつ。
また、ひとつのものごとに対して、人によって見方が異なる。
その例のひとつでもある。