総務の仕事その3:「防災訓練って、面倒くさい?」 第4回-消防計画の作成-
目次
- はじめに : 総務の仕事その3「防災訓練、消防対応」
- 「防災訓練・消防対応って、具体的に何をやるの?」
- 1.会社が入居しているビルの規模を確認します
- 2.防火管理者・防災管理者の資格を取ります
- 3.消防計画を作ります
- オススメ・・・というか私が欲しいと思う防災用品
はじめに : 総務の仕事その3「防災訓練、消防対応」
以前、「総務って、何やってるの?」という記事を書きました。
その回答の1つが、「防災訓練、消防対応」です。
「防災訓練・消防対応って、具体的に何をやるの?」
防災計画・消防対応は、大きく分けて以下のことを行っています。
- 会社が入居しているビルの規模を確認します。
- 防火管理者・防災管理者の資格を取ります。
- 消防計画を作ります。
- 防火・防災点検【日次業務・年次業務】をします。
- 防災訓練をします。
1.会社が入居しているビルの規模を確認します
2.防火管理者・防災管理者の資格を取ります
上記2点は、以前のブログをご覧下さい。
3.消防計画を作ります
上記「1.会社が入居しているビルの規模を確認します」で確認したビルの規模に合った消防計画を作成しましょう。
消防計画のフォーマットは、東京消防庁ホームページ内に、記入例とともにあります。
〈東京消防庁ホームページURL〉https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/drs/ss_jirei.html
消防計画を作成するときのポイントは、必須記載の部分は記載するも、任意の部分は自社に合わせて、可能な範囲で計画書を作成することです。
できないことを計画しても、実行できなければ、絵に描いた餅になってしまいます。
この点は、消防署員も十分に分かっています。むしろ、私の実体験で、消防署員から「できないことを書いても仕方がないですからね。できることをしっかり書いて、実施していただく方がよっぽど良いです」と言われたことがあります。
重複になりますが、必須部分は書きます。でも、任意の部分は、できる範囲で、自社の状況に合った内容で、作成することです。
また、自衛消防隊の編成についても、消防計画を書き換えなくて済むように作成しておくこともポイントです。
オススメしない例:【○○部部長】-【○○部○○課課長】-【○○部○○係】
オススメ例:【各部長】-【各部各課課長】-【各部各課各係】
このようにしておけば、組織改編があっても、消防計画を修正しなくて済みます。
上記のように、簡略化して消防計画を作成して、もし不足があれば、提出時に消防署員から訂正が入りますので、訂正指導に沿って訂正しましょう。
長くなりますので、続きは、次の記事に記載します。
オススメ・・・というか私が欲しいと思う防災用品
キャンプ道具です。キャンプは、災害発生時と同じく、電気・水・ガスのライフラインを自分自身で用意しなければなりません。
そのため、防災用品として、備えておくことのオススメが、テレビで放送されたことがありました。
その中でも、私が欲しいと思う道具は、以下のランタンです。乾電池式ですが、良い点は、ランタン本体から4つのライトを独立して使用すること、携帯電話の充電をできる点です。
家族で、トイレに行きたい人が出た場合、本体からライトを取り外して持ち歩けます。
重宝しそうです。あなたも1台いかがでしょうか。ぜひご検討ください。
引き続き、ご覧ください。よろしくお願いいたします。