総務の仕事その4:「BCPってよく聞くよね」 第1回-概要-
目次
- はじめに : 総務の仕事その4「BCPってよく聞くよね」
- そもそも災害って多いですよね ー2010年~2019年ー
- 「BCP対応」の魅力は、あなたの生活に直結する知識と経験の習得
- BCPって、具体的に何をやっているの?
- BCPと、消防計画・防災計画の違いは?
- 参考資料
はじめに : 総務の仕事その4「BCPってよく聞くよね」
以前、「総務って、何やってるの?」という記事を書きました。
その回答の1つが、「BCP対応」です。
そもそも災害って多いですよね ー2010年~2019年ー
2010年代(2010年~2019年)は、自然災害・人的災害を含め、私の記憶に残るだけでも、さまざまな災害がありました。
これだけの災害があるからこそ、BCPの必要性を感じられるのではないでしょうか。
2010年の災害
2011年の災害
2012年の災害
- 笹子トンネル天井板落下事故
2013年の災害
2014年の災害
2015年の災害
2016年の災害
2017年の災害
- 平成29年台風第3号(この後に「平成29年7月九州北部豪雨」が発生)
- 平成29年7月九州北部豪雨
- 北朝鮮による大陸間弾道ミサイルの発射
2018年の災害
2019年の災害
「BCP対応」の魅力は、あなたの生活に直結する知識と経験の習得
BCP対応の魅力は、防災・災害時の初動対応から事業再開までの知識と経験が身につくことです。
2020年、2021年になっても、地震や豪雨、そして新型コロナウィルスなどの災害が続いています。あなたがプライベートで災害にあった時、家族や友だちと一緒にいる時の避難行動と、被災から生活再開までの知識が身に付きます。
BCP対応は、消防計画のような法的拘束力はありませんが、知っておいて損はありません。何より、BCP対応も、災害大国・日本においては、避けられない内容です。
BCPって、具体的に何をやっているの?
BCPは、被災する前に、被災してから通常営業に戻るまでの復興のプロセスを作成することです。
BCPは、Business Continuity Planの略、日本語訳では、事業継続計画です。
いわゆる、リスクマネジメントをする一環ですね。
BCPの内容は、たとえば・・・
・災害が発生時に、どのような避難行動をとるのか
・災害が落ち着いた直後から帰宅までの判断軸
・再出社までのプロセス
・再出社後、営業再開までの復興のプロセス
BCPと、消防計画・防災計画の違いは?
消防計画・防災計画は、災害発生前の予防計画です。
BCPは、災害発生後の復旧計画です。
消防計画は、災害が発生した時のことを想定して予防しておく・・・
たとえば、以下のことを行います。
- キャビネットが倒れないように、壁に固定したり、キャビネット同士を連結する。
- 消防設備点検をしておく。
- 建物の亀裂等の確認をしておく。
- 避難経路を確認しておく。
- 避難場所を確認しておく。
- 初期消火のやり方を知っておく。
- 消防署への通報の仕方を知っておく。
BCPは、災害発生した直後~事業の復旧までの想定をしておきます。
たとえば!!以下のことを行います。
- 災害発生時の初動対応
- 災害発生後の業者さんの手配準備
参考資料
中小企業庁のホームページにもBCP策定に関する情報がありましたので、ご活用ください。
https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_c/bcpgl_01_1.html
BCPに関する情報を今後も書いていきますので、引き続き、ご覧ください。
引き続き、ご覧ください。よろしくお願いいたします。