総務の仕事その3:「防災訓練って、面倒くさい?」 第1回-防災訓練、消防対応-
目次
はじめに : 総務の仕事その3「防災訓練、消防対応」
以前、「総務って、何やってるの?」という記事を書きました。
その回答の1つが、「防災訓練、消防対応」です。
「防災訓練って、面倒くさい?」
「防災訓練って、面倒くさい」と、総務以外の人は、思っていますよね。
理由は簡単!
「そんな時間があったら、仕事を1mmでも進めてとっとと帰りたい。」
が、ホンネでしょう。
私も同感です。そのため、社員旅行や、社員運動会を行っている時間があれば、家族との時間を多くとりたいと思います。
同じ総務でも、消防・防災担当者以外は、面倒くさいと思っているかもしれません。
いや、思っています。
私の周りの総務メンバーで防災訓練に参加した人はいません(笑)
防災訓練の必要性
私は、防災訓練の陣頭指揮をとっていたので、口が裂けても・・・。
あらためて防災訓練の必要性を考えてみましょう。
冷静に考えてみてください。日本は災害大国です。
日本に住んでいる限り、防災活動は常に付きまといます。
防災訓練について、良い事例として、2011年の東日本大震災の時の東京ディズニーランドのキャストの対応を思い出してみてください。
残念ながら公式チャンネル動画を見つけることができませんでしたが、YouTubeで以下のキーワードで検索してみてください。
キーワード:ディズニー 東日本大震災
感動的なエピソードがたくさん出てきます。
たとえば、ディズニーランドのキャストが、即座に販売用のぬいぐるみを来場者(ゲスト)に配布して、ヘルメット代わりに遣わせたり、緊急事態用の食事や毛布なども十分にあることを伝えて、来場者に安心感を提供していました。
一説では、東京ディズニーランドは、年間180回の防災訓練をしているそうです。
推測ですが、だからこそ、東日本大震災は『想定内』だったのだろうと、思います。
私たちは、客を守る立場ではありませんので、そこまで大掛かりな防災訓練は必要ないかもしれません。しかし、少なくとも自分自身、そして仲間の身の安全ぐらいは守れるくらいの防災訓練はしておきたいものです。
そもそも防災訓練はなぜやる必要があるのか
防災訓練は、総務が消防署に提出している消防計画に基づき実施されます。
ちなみに、消防計画を提出しない、消防設備点検もしない、防火管理者も選任しない等の消防法違反が原因で、万が一火災が発生し、死傷者が出た場合は、最高1億円が発生します。(消防法第45条)
2001年9月1日の新宿・歌舞伎町ビル火災では、44名がお亡くなりになり、ビル関係者には逮捕者も出ています。
Googleのキーワード検索で「2001年 新宿 歌舞伎町ビル火災」で検索してみてください。
こういった事態を防ぐためにも、消防計画の作成・提出は必須なのです。
具体的な書式は、たとえば、以下に書式がありますので、ご参考まで。
東京消防庁のホームページです。
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/drs/ss_jirei.html
長くなってしまうので、続きは、次の記事でお伝えいたします。
オススメ・・・というか私が欲しいと思う防災用品
キャンプ道具です。キャンプは、災害発生時と同じく、電気・水・ガスのライフラインを自分自身で用意しなければなりません。
そのため、防災用品として、備えておくことのオススメが、テレビで放送されたことがありました。
その中でも、私が欲しいと思う道具は、以下のランタンです。乾電池式ですが、良い点は、ランタン本体から4つのライトを独立して使用すること、携帯電話の充電をできる点です。
家族で、トイレに行きたい人が出た場合、本体からライトを取り外して持ち歩けます。
重宝しそうです。あなたも1台いかがでしょうか。ぜひご検討ください。
引き続き、ご覧ください。