総務の仕事その１：「ファシリティ管理・・・って何？」 第１話 - 概要 -

目次

はじめに　：　総務の仕事その１「ファシリティ管理」

以前、「総務って、何やってるの？」という記事を書きました。

htakeyari.hatenablog.com

その回答の１つが、「ファシリティ管理」です。 

ファシリティ管理の仕事の魅力は、あなたの生活に直結する知識と経験

ファシリティ管理は、私が好きな仕事のうちの１つです。

この仕事の魅力は、業者さんや、社内の人たちとのネットワークを築けること、そして、謄本の読み方や、建物や設備に関する知識が身につくことです。

たとえば、あなたが、もし、プライベートでマンションや戸建て住宅を買ったときに、かかわってくる【 不動産登記事項証明書 】を理解できるようになります。また、誰もが聞いたことがある【 長期修繕計画 】にも使える知識と経験になります。

さらに、マンションには【 マンション管理組合 】があって、もし、あなたが理事や監事になった場合、その時にも知識や経験が役立ちます。

つまり、自分や家族の身を守ることに一役買うことになるのです！！

　　　　

「そもそも、ファシリティ管理って何？総務の役割は何？」

ファシリティ管理は、会社の資源「ヒト・モノ・カネ・情報」の内の、「モノ」を管理する、代表格のお仕事です。

そして、総務と業者さんのザクっと分けた役割は、以下の通りです。

・総務の役割　　 ： 社内調整

・業者さんの役割 ： 商品の納品、知識の提供 

「ファシリティ管理って、具体的に何を管理するの？」

英和辞典「ジーニアス英和辞典 第5版」で、【ファシリティ（=facility）】を探すと【施設；設備；建物】と出ました。 

　　　　

つまり、「ファシリティ管理」を、ザクっと分けると以下の３点です。

1. 不動産（土地／建物）の管理
2. 消防／照明／空調の各設備の管理
3. 内装造作の管理

※会社によって【 分類＝仕事の範囲 】は異なります。 

【 補足 】

私は、什器（じゅうき：机や椅子などのオフィス家具等）や、LAN回線・電話回線・電源を、固定資産管理に含めます。

長くなってしまうので、「ファシリティ管理その１～３」は、それぞれ記事を書き、お伝えいたします。

引き続き、ご覧ください。